研究内容

大学院情報

総合医療学講座では、医療を通しての社会貢献、効率の良い医療と医学教育法の改善、さらにその成果を社会に還元することを目的としています。医学研究科内の他講座と協力して、ユニークな研究、実地活動を推進していきたいと考えています。

○疫学研究 群馬大学では、2024年に「パブリックヘルス学環」を設立し、人々の健康課題に取り組む学問領域である社会健康医学を学修する環境を提供しています。https://www.ph.gunma-u.ac.jp/

総合医療学もこの大学院生の育成に参画しています。

○基礎研究
「肺高血圧血管病変におけるユビキチン様修飾による平滑筋分化誘導機構の解明」を行っております。(2019年度~2022年度科学研究費 基盤研究(C))

○臨床研究
日常臨床から得た疑問点を研究しております。具体的には、軟部組織感染症の初期診療における壊死性軟部組織感染症鑑別のためのスコアリングシステム(Harasawa T, et al. J Infect Chemother. 2020), 高齢者における静脈ー静脈 体外式膜型人工肺(ECMO)使用後の6ヶ月生存について(Maruyama J, et al. JHGM 2022)、Long COVIDの漢方医学的病態評価、疼痛におけるリラクセーション療法の効果などを行っております。

また、日本病院総合診療医学会主導研究「総合診療科を受診した患者におけるHAEの有病率および臨床的特徴の調査(Exploring the clinical practice and prevalence of HAE in patients visiting hospital general medicine departments in Japan (EXPLORE-HAE Study)」、「急性肝性ポルフィリン症の初期スクリーニング検査としてのHoesch試薬の有用性評価(Assessment of the utility of Hoesch test assay as initial screening test for acute hepatic porphyria in Japan)」に、共同研究施設として参加しています。

○教育に関する研究
大学総合診療部における医学生の総合診療能力獲得のための教育などの研究、漢方医学実習の教育効果に関する研究などを行っております。

「総合医療学で行っている研究内容」

総合医療学で行なっている研究です。

研究課題1.:(HS2024-034群馬大学人を対象とする医学系研究倫理審査委員会)
薬の飲み忘れがある患者における服薬支援装置の効果に関する研究(高崎健康福祉大を主幹施設とする他施設共同研究)
研究課題2.:(HS2025-008群馬大学人を対象とする医学系研究倫理審査委員会)日本の高齢者における都市部とへき地のmultimorbidityの有病率の違いに関する地域相関研究
研究課題3.:(HS2024-210群馬大学人を対象とする医学系研究倫理審査委員会)
急性肝性ポルフィリン症の初期スクリーニング検査としてのHoesch試薬の有用性評価 Assessment of the utility of Hoesch test assay as initial screening test for acute hepatic porphyria in Japan(日本病院総合診療医学会主導多機関共同研究)
研究課題4.総合診療科を受診した患者におけるHAEの有病率および臨床的特徴の調査(Exploring the clinical practice and prevalence of HAE in patients visiting hospital general medicine departments in Japan (EXPLORE-HAE Study)(日本病院総合診療医学会主導多機関共同研究)
 

研究を終了した課題です。

・チーム基盤型学習で学ぶ漢方→研究期間を終了しました。
・リラクセーション外来における技法効果の有用性についての検討→研究期間を終了しました。
・Long COVIDの漢方医学的病態評価と簡易問診票の開発→研究期間を終了しました。

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