臨床実習達成演習「症例演習」を実施しました
臨床実習達成演習は、必修の臨床実習を終え、これから選択実習に進む医学科5年生全員を対象として実施しています。症例演習では、これまでの臨床実習で経験した症例を学生同士で共有し、さまざまな症例への理解を深めるとともに、症例を適切に要約し、わかりやすく発表する力を身につけることを目的としています。
学生は20グループに分かれ、それぞれが必修実習の中で特に印象に残った症例を選び、まずグループ内で発表しました。症例は、診断に迷ったもの、重症度判定や治療選択が学びとなったもの、教科書や授業で学んだ内容と実際の症例との違いが印象的だったもの、患者さんとの交流が心に残ったものなど、幅広い視点から選ばれました。グループ内での発表と討議を経て、各グループから代表者1名が選出され、計20名が9月25日の症例演習発表会に臨みました。
発表会では、学生たちは同級生が経験した多彩な症例の発表に真剣に耳を傾け、発表後の質疑応答も活発に行われました。また、各診療科の先生方にもご参加いただき、それぞれの専門的な立場から講評や助言をいただきました。必修実習で得た経験を振り返るだけでなく、同級生の経験を共有することで、自分が直接経験していない症例についても学ぶことのできる貴重な機会となりました。
症例を「経験する」だけで終わらせず、整理し、伝え、互いに議論することで学びを深める本演習は、学生が次の選択実習へ進む前に、これまでの臨床実習を振り返り、今後の学びにつなげる節目となる機会となりました。



