2026年10月1日(木)、群馬大学医学部刀城会館で開催された第73回北関東医学会総会において、佐藤浩子先生が「総合診療と漢方―患者中心の医療・教育・研究をつなぐ実践―」と題して、同窓会推薦講演(医学科)を行いました。
講演では、患者さんを生活背景や価値観も含めて全人的に理解する「患者中心の医療」の視点から、総合診療と漢方の実践を紹介しました。検査結果だけでは捉えきれない困りごとや、治療の隙間に生じる症状に対し、漢方をどのように活用しているか、実際の症例を交えて解説しました。
また、医学生が症候をもとに臨床推論を行い、グループ討議を通じて学ぶ漢方医学のチーム基盤型学習(TBL)や、その教育効果を検討する研究についても紹介しました。総合診療と漢方に共通する「人を診る」という理念のもと、臨床・教育・研究をつなぐ取り組みと、これからの医療における可能性をお伝えしました。


