2026年9月2日(水)、医学科6年生の「実践臨床講義」において、利根中央病院の鈴木諭先生をお迎えし、【症例から学ぶ総合診療ー患者さんの「困った」に多職種でアプローチしようー】と題して総合診療および社会的視点を取り入れた医療に関する講義を開催いたしました。
・健康の社会的決定要因(SDH)とSocial Vital Sign(SVS):実際の症例を通じ、患者さんの生活背景や社会的要因に気づく視点と、SVSに着目した効果的な情報収集の手法を講義していただきました。
・プラネタリーヘルス(Planetary Health):地球環境の変化が人々の健康に与える影響や、気候変動と医療との深い関係性について学習しました。
受講した学生の声(講義感想より抜粋)
「プラネタリーヘルスの概念を初めて学びました。これまで環境問題として触れたことはありましたが、それを医学と結びつける視点は持っていなかったため、医師としての視野が大きく広がる貴重な機会となりました。」
「SDHやSVS、プラネタリーヘルスを学んだことで、実習でお会いした患者さんの顔や訪問したご自宅の様子が浮かんできました。実際の臨床現場で自分が接した患者さんにあてはめながら、学びを深めることができました。」
「医師が診察室で行う診断や治療は医療のミクロな所であり、患者さんの健康を左右する要因は社会的背景にこそ多く存在すると実感しました。生活全体を支えるための多職種連携の大切さを強く学びました。」
本学では今後も、患者さん一人ひとりの背景や社会的課題に寄り添える、視野の広い医療人の育成に努めてまいります
