10月より、医学科3年生を対象とした「主要症候と病態生理」の講義・演習が始まりました。
本科目は、これまでに基礎医学で学んだ正常な人体の構造・機能・代謝に関する知識を活用し、日常診療で頻繁に遭遇するさまざまな主要症候(発熱、頭痛、胸痛、呼吸困難など)がどのようなメカニズムで生じるのかを論理的に理解し、診断の基本を身につけるための重要な授業です。基礎医学で得た学びを実際の臨床へと繋げる第一歩となる位置づけとなっています。
授業は29回の講義と3回のTBL(Team-Based Learning:チーム別グループ学習)で構成されています。講義を通して多角的な視点から病態生理への理解を深めるだけでなく、医療面接や症候を題材としたTBLを取り入れることで、学生同士が異なる意見や価値観に耳を傾け、チーム内で活発に討論を行うアクティブラーニングを実践しています。
これからの医療現場で必要とされる確かな知識の修練とともに、臨床推論の土台となる柔軟な思考力、そしてチーム医療におけるコミュニケーション能力や協働する姿勢を身につけられるよう、学生たちは熱心に学習に取り組んでいます。
